Xmasは映画を観よう!
目次
初めに
こんにちは、レクと申します。
今回はいつもの映画評、考察ではなく久しぶりに作品紹介させていただこうかなって思ってます。
12月に入り、街の明かりも灯り始めてきましたね。
そう、12月で最もメジャーなイベントであるクリスマスまであと一週間です!
クリスマス(英: Christmas)
イエス・キリストの降誕(誕生)を祝う祭である(降誕を記念する日)。毎年12月25日に祝われるが、正教会のうちユリウス暦を使用するものは、グレゴリオ暦の1月7日に該当する日にクリスマスを祝う。ただし、キリスト教で最も重要な祭と位置づけられるのはクリスマスではなく、復活祭である。
Wikipediaより引用
恋人同士でイチャイチャする日ではないんですよ!
キリストを祝えぃ!!!
と、本音が溢れてしまいましたが、
さてさて、皆さんクリスマスのご予定はございますか?
ご家族揃ってゆっくりと映画を観ませんか?
独り身の方は家でゆっくり映画でも観ませんか?(笑)
独りで過ごすクリスマスも映画があれば寂しくない!
ということで、早速ご紹介していきますね。
Xmas映画5選
Xmas映画といえば皆さんはどの作品を思い浮かべますか?
挙げたらキリがないんですが
「ダイ・ハード」
「グレムリン」
「ホーム・アローン」
「シザーハンズ」
「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」
など、所謂ド定番な作品は避けたいと思います。
あくまで「当管理人であるレクがXmasに観たくなるオススメ映画ってこんなんなんだー」程度に受け止めてくださると幸いです(笑)
1、「キャロル」
トップバッターを飾るのは映画「キャロル」です。
(C)NUMBER 9 FILMS (CAROL) LIMITED / CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION 2014 ALL RIGHTS RESERVED.
作品解説
「ブルージャスミン」のケイト・ブランシェットと「ドラゴン・タトゥーの女」のルーニー・マーラが共演し、1950年代ニューヨークを舞台に女同士の美しい恋を描いた恋愛ドラマ。「太陽がいっぱい」などで知られるアメリカの女性作家パトリシア・ハイスミスが52年に発表したベストセラー小説「ザ・プライス・オブ・ソルト」を、「エデンより彼方に」のトッド・ヘインズ監督が映画化した。52年、冬。ジャーナリストを夢見てマンハッタンにやって来たテレーズは、クリスマスシーズンのデパートで玩具販売員のアルバイトをしていた。彼女にはリチャードという恋人がいたが、なかなか結婚に踏み切れずにいる。ある日テレーズは、デパートに娘へのプレゼントを探しに来たエレガントでミステリアスな女性キャロルにひと目で心を奪われてしまう。それ以来、2人は会うようになり、テレーズはキャロルが夫と離婚訴訟中であることを知る。生まれて初めて本当の恋をしていると実感するテレーズは、キャロルから車での小旅行に誘われ、ともに旅立つが……。テレーズ役のマーラが第68回カンヌ国際映画祭で女優賞を受賞した。
キャロル : 作品情報 - 映画.comより引用
予告編
心を満たすものは何か?
自分らしく生きることがテーマでもあるが、自分は何方かと言えば愛情によって揺るがされる心模様がテーマのように感じました。
映し出される映像は繊細で、その映像の些細な演出の中に垣間見える彼女たちの憂いや戸惑い、歓びや哀しみの感情を添えてくれる。
カメラワークと彼女らの演技、作中の音楽も相俟って冬の美しい景色とこの世界観の素晴らしさを肌で感じます。
そして普遍的なラブストーリーを50年代に不道徳とされた同性愛という視点から描き出し、愛の形と人生の歩み方を芸術的且つ甘美に演出しています。
2、「クランプス 魔物の儀式」
愛くるしいキャラクターが魅力のファンタジーホラーを。
(C)2015 Universal Studios. All Rights Reserved.
作品解説
ヨーロッパ中部で語り継がれる伝説の魔物「クランプス」をモチーフに描いたサスペンスホラー。クリスマスイブの夜。両親や姉と一緒に暮らす少年マックスの家に、母の妹一家がやって来た。サンタへの手紙を意地悪な従兄弟に取りあげられて皆の前で読まれてしまったマックスは、怒ってその手紙を破り捨ててしまう。翌朝、豪雪で家に閉じ込められた彼らは、どこからか不審な物音が聞こえてくることに気づく。外の様子を確かめに行ったマックスの姉が戻らなくなり、さらに従兄弟も突然姿を消すなど不可解な出来事が相次ぐ中、祖母オミが衝撃的な真実を語りはじめる。「ジャングル・ブック」「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのWETAデジタルがVFXを手がけ、恐ろしいクリーチャーたちをリアルに表現。「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」の子役エムジェイ・アンソニーが主人公マックスを演じ、「LIFE!」のアダム・スコット、「シックス・センス」のトニ・コレットらが脇を固める。監督・脚本は「X-MEN2」「スーパーマン リターンズ」の脚本を手がけたマイケル・ドハティ。
クランプス 魔物の儀式 : 作品情報 - 映画.comより引用
予告編
ヨーロッパ中部で語り継がれる伝説の魔物"クランプス"をモチーフに描いたダークファンタジーホラー。
ホラー色よりもファンタジー色の方が強く、クリスマスシーズンにまた観たくなるようなそんな作品。
元々、"クランプス"は夢魔に似た生物とされ、その語源は鉤爪を意味する単語"Krampen"だそうです。
キャッチコピーにもあるように、日本の風習で言うところの"なまはげ"のようなもので、悪い子を正す役割を担っています。
クリスマスにサンタクロースを信じない悪い子には是非クランプスを(笑)
3、「イースタン・プロミス」
少し変わり種なサスペンスもの(笑)
(C)2007 Focus Features LLC. All Rights Reserved.
作品解説
「ヒストリー・オブ・バイオレンス」のビゴ・モーテンセン&デビッド・クローネンバーグ監督が、ロンドンを根城に暗躍するロシアンマフィアの犯罪を描いたサスペンスドラマ。病院で助産婦をしているアンナ(ワッツ)は、駆け込み出産をして死んでしまった少女が持っていたロシア語の日記を手がかりに少女の身元を探し始める。だが、彼女が辿り着いたのはロシアンマフィアによる人身売買、売春の実態だった……。共演にナオミ・ワッツ、バンサン・カッセル、アーミン・ミューラー=スタール。
イースタン・プロミス : 作品情報 - 映画.comより引用
予告編
東欧組織による人身売買とロンドンを起点とした裏社会を巡る闇。
哀れな少女の希望と絶望、突きつけられる悲惨な現実。
痛みを感じるからこそ生きている実感を得る。
正直、クローネンバーグらしい血なまぐさい描写は Xmasに相応しいかと聞かれたらノーです(笑)
では何故、Xmas映画なのか?
この作品はキリスト教を象徴するものが多々
登場します。
クリスマスに生まれた少女クリスティーナを守るのは主人公ニコライと助産師アンナ。
ニコライはサンタクロースのモデルとも言われる聖ニコラウスを。
アンナは聖母マリアの母、聖アンナを表しています。
また、赤子殺しも幼児虐殺(新約聖書の『マタイによる福音書』2章16節~18節)を連想させます。
ダークなクリスマスを過ごしたいあなたにオススメです(笑)
4、「サンタクロースになった少年」
最もクリスマスらしい家族向け作品。
©2000-2014 ONLY HEARTS CO.LTD. ALL RIGHTS RESERVED .
作品解説
サンタクロース誕生秘話を描いたフィンランド製ハートウォーミングドラマ。ラップランドの小さな寒村。幼い少年ニコラスは、事故で両親や妹を亡くしてしまう。身寄りのないニコラスを助けるため、村の人々は1年ごとに交代で彼の面倒をみることに。ニコラスは毎年クリスマスに新しい家族のもとへ移り、イブの晩、それまで世話になった家の子どもたちに手作りのおもちゃを贈るのが習慣となる。しかしある年、村を飢饉が襲い、ニコラスは頑固者の家具職人イサッキのもとに引き取られる。その後もニコラスは厳しい修行の合間に玩具をつくり、村の子どもたちにクリスマスプレゼントを贈り続ける。
サンタクロースになった少年 : 作品情報 - 映画.comより引用
予告編
これぞXmasという作品。
凍てつく寒さの白銀世界で物悲しくも心温まる優しい物語。
御伽噺のようではありますが、ファンタジー色はほとんど無くヒューマンドラマとして描かれるサンタクロースの誕生秘話(笑)
サンタクロースの謎に迫るドキュメンタリー映画として観るのも一興。
恐らく観る年代でこの映画の感じる部分は異なると思います。
誰かが幸せを感じる時、それは誰かが与えてくれたもの。
もし無償の愛が存在するとするならば、それはきっと誰しもが心に抱く感情の一つなのかもしれません。
5、「スモーク」
最後を飾るのはこちら。
先日、劇場で観たばかりなのですが、最もオススメしたい作品です。
(C)1995 Miramax/N.D.F./Euro Space
作品概要
ニューヨーク、ブルックリンの小さな煙草屋を舞台に繰り広げられる人間模様を、それぞれの真実と嘘、現在と過去を交錯させながら描いた群像ドラマ。現代アメリカを代表する作家ポール・オースターの短編「オーギー・レンのクリスマス・ストーリー」を原作にオースター自らが脚本を手がけ、「ジョイ・ラック・クラブ」のウェイン・ワン監督がメガホンをとった。ブルックリンの片隅で煙草屋を営むオーギーは10年以上にわたり、毎日同じ場所で同じ時刻に写真を撮影している。煙草屋の常連客である作家ポールは、数年前に妻を亡くして以来、スランプに陥っていた。ある日、ポールは路上で車にひかれそうになったところをラシードという少年に助けられ、彼を2晩ほど自宅に泊めてあげることに。その数日後、ポールの前にラシードの叔母だという女性が現われ……。店主オーギー役を「レザボア・ドッグス」のハーベイ・カイテル、常連客ポール役を「蜘蛛女のキス」のウィリアム・ハートがそれぞれ好演。第45回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(審査員特別賞)を受賞し、日本でもロングランヒットを記録した。2016年12月、デジタルリマスター版でリバイバル公開。
スモーク : 作品情報 - 映画.comより引用
予告編
作家ポール・オースターの短編「オーギー・レンのクリスマス・ストーリー」を基に作られた傑作。
日常は煙のように気に止めなければ一瞬で過ぎ去り、消えてしまうもの。
よく見ればひとつひとつ形状が異なるように、同じ日常にみえても毎日は違った1日である。
また、タバコは癒しのひと時に成りうる有害なもの。
同じように嘘というのは時に人を傷つける一方で、人を助ける優しい嘘もあると思います。
会話こそ最も身近に存在するドラマであり、登場人物たちの語る物語はどれも心を掴んで離さない。
しかし心を掴まれる物語は観る人によって異なるはず。
観れば観るほど、味わい深い作品です。
終わりに
趣味の合う方はお友達になれそうです(笑)
恐らく、自分はクリスマスは仕事でしょうが、帰宅したら独り寂しくこの作品のいずれかを観ようと思っております。
最後までお読みいただいた方、ありがとうございました。
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